今へ続く街道を歩くと

気楽に歩きながら街道の雰囲気を楽しんでいます

東海道(29)前野~水口宿~水口城南 その3

2024年5月12日 水口宿 東海道は東の見附跡から水口宿に入ります。その先、元町交差点を過ぎると、趣のある町並みが続きます。

東海道(29)前野~水口宿~水口城南 その2

2024年5月12日 今宿 東海道は間の宿大野の町並みを抜けると、大野交差点で国道1号の北側を回り込みます。大野交差点から今宿地区を20分ほど歩くと、再び、国道1号に合流します。合流する角には東海道土山今宿碑と大きな燈籠が立っています。

東海道(29)前野~水口宿~水口城南 その1

2024年5月12日 前野 JR草津線貴生川駅からあいくるバスに乗って東前野バス停に着きました。時刻は8:00です。昨日の好天とは打って変わって、今日はどんよりと曇った空が広がっています。昼くらいから雨の予報なので、早めにやって来たのですが、水口宿あたり…

東海道(28)関~関宿~坂下宿~土山宿~前野 その7

2024年5月11日 土山 往時の繁栄、賑わいを現すかのように、おおよそ2kmも続く土山宿の町並みを通り抜けると、東海道は国道1号に突き当たります。国道を横断して、わずかに西へ歩いた先で右の旧道に入ります。

東海道(28)関~関宿~坂下宿~土山宿~前野 その6

2024年5月11日 土山宿 鈴鹿峠から近江国に入った東海道は、徐々に高度を下げながらかつて立場で栄えた山中や猪鼻の町並みを抜けていきます。蟹が坂の先で広重が描いた田村川橋を渡ると、田村神社の深い森に入り込みます。田村神社の第一鳥居をくぐると、土山…

東海道(28)関~関宿~坂下宿~土山宿~前野 その5

2024年5月11日 猪鼻 伊勢国と近江国の境となる鈴鹿峠を越え、山中の一里塚跡の先から猪鼻村に入ります。往時の猪鼻村は立場として賑わっていました。右手には「旅籠 中屋跡」の石碑が立ち、その奥には「明治天皇聖蹟碑」があります。説明板によると、明治元…

東海道(28)関~関宿~坂下宿~土山宿~前野 その4

2024年5月11日 鈴鹿峠 坂下古町にある片山神社から、木々が鬱蒼と茂る林の中、急な坂道を上っていくとあっけなく鈴鹿峠に到着します。峠から近江国に入ると、全く別世界の開けた風景が広がり、土山茶として有名なお茶畑が目に入ってきます。

東海道(28)関~関宿~坂下宿~土山宿~前野 その3

2024年5月11日 坂下古町 東海道は坂下宿を過ぎ、徐々に高度を上げていきます。やがて、国道に合流しますが、その先すぐに右手の道に入ります。山の中にひっそりと片山神社の社標が立っています。

東海道(28)関~関宿~坂下宿~土山宿~前野 その2

2024年5月11日 市之瀬の一里塚 市瀬地区の家並みを抜けると、鈴鹿川に沿って単調な国道1号を歩きになります。国道1号が鈴鹿川を跨いだ先の左手には、一里塚址の石碑が立っています。市之瀬の一里塚で、日本橋から数えて107里目の一里塚です。

東海道(28)関~関宿~坂下宿~土山宿~前野 その1

2024年5月11日 関宿 前日泊の草津から8:50くらいに関駅に着きました。ここまで意外と時間がかかりました。今日の天気は晴で、最高気温は25℃くらいになる予報です。これ以上暑くなると、歩くのは辛くなりますね。今シーズンは今回で打ち止めかもしれません。…

東海道(27)井田川~亀山宿~関宿~関 その5

2024年4月13日 関宿 関宿までたどり着きました。関宿は東の追分から西の追分までの1.8kmの間に江戸末期から明治までに建てられた町屋が続き、重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。中山道の奈良井や妻籠、馬籠の町並みも素晴らしいですが、関宿は…

東海道(27)井田川~亀山宿~関宿~関 その4

2024年4月13日 布気 東海道は竜川を渡り、亀山宿を後にします。古い町並みや一里塚の残る野村を過ぎて、布気町に入ると、その先、落針観音堂の脇から急坂を下っていきます。

東海道(27)井田川~亀山宿~関宿~関 その3

2024年4月13日 亀山城 東海道は亀山の城下に入ると、外堀の南側を東町、西町と通り抜けていきます。西の丸外堀発掘跡前で東海道から反れて、西の丸へ入ります。さらに、西の丸から多門櫓の脇を通り抜けると本丸にたどり着きます。かつての本丸には将軍家の宿…

東海道(27)井田川~亀山宿~関宿~関 その2

2024年4月13日 亀山城下江戸口 東海道は亀山宿に入り、道なりに大きく左へカーブしてT字路に突き当たります。かつて、この場所には亀山城下の総構に置かれた城門がありました。T字路の左手角には江戸口門の説明板が立っています。ここを右折して城下に入りま…

東海道(27)井田川~亀山宿~関宿~関 その1

2024年4月13日 井田川 8:10くらいにJR関西本線井田川駅に着きました。天気は晴です。今日は昨日と比べて気温が少しだけ上がって25℃くらいになる予報です。熱中症には気をつけましょう。今日は関宿まで歩くことにします。その先は交通の便が悪くなるので、後…

東海道(26)近鉄四日市~石薬師宿~庄野宿~井田川 その6

2024年4月12日 中富田 東海道は汲川原地区から中富田地区へ入ります。街道の南側には鈴鹿川が流れています。家並みが途切れて、ちょうど、土手が見える場所に出ます。女人堤防の故事の通り、この辺りで、北側から流れる安楽川と鈴鹿川が合流しているようです…

東海道(26)近鉄四日市~石薬師宿~庄野宿~井田川 その5

2024年4月12日 上野町 東海道は高台にある石薬師宿から坂道を下り、石薬師の一里塚跡あたりから先は、一部を除いて、その痕跡も分からなくなっています。このため、仕方がなく単調な国道1号の歩道をてくてく歩いていきます。国道の周辺は鈴鹿川の造る肥沃な…

東海道(26)近鉄四日市~石薬師宿~庄野宿~井田川 その4

2024年4月12日 石薬師宿 東海道は国道1号から反れて、高台の石薬師宿に入ります。宿内の町並みを通ると、佐佐木信綱の生家が残っています。明治の歌人で国学者でもある佐佐木信綱は明治5年(1772年)この地で生まれ、6歳まで過ごしました。その後、一家は松…

東海道(26)近鉄四日市~石薬師宿~庄野宿~井田川 その3

2024年4月12日 杖衝坂 内部川を渡り、丘陵地帯を目指して街道を進みます。杖衝(つえつき)坂の急坂を上ると傍らに「史跡 杖衝坂」と記された石碑が建っています。 日本武尊が東征から帰る途中、病と疲労のため、剣を杖にして上った謂れが残っています。また…

東海道(26)近鉄四日市~石薬師宿~庄野宿~井田川 その2

2024年4月12日 日永の追分 追分は伊勢神宮遥拝所になっていて、「神宮遥拝御鳥居」と記された石碑とともに鳥居が立っています。桑名の七里の渡しの一の鳥居に対して二の鳥居となっています。この鳥居は伊勢神宮の別宮である伊雑宮(いざわのみや)の鳥居を、…

東海道(26)近鉄四日市~石薬師宿~庄野宿~井田川 その1

2024年4月12日 諏訪 8:40くらいに近鉄四日市駅に着きました。気候も良くなり、春の東海道歩きを始めます。昨年の秋から、5か月ぶりの四日市です。天気は晴、最高気温は20℃くらいになるようです。今回は二日間かけて関宿までたどり着ければと思っています。 8…

鎌倉街道上道(17)藤岡から西山名 その4

2024年3月31日 白石 畑の中の一本道をてくてくと歩き、突き当りを右折します。その先を左折すると白石稲荷山古墳の袂に着きます。街道から反れて、15分かかりました。小高い丘の上には桜の木でしょうか、景色にポイントを与えています。 白石稲荷山古墳は全…

鎌倉街道上道(17)藤岡から西山名 その3

2024年3月31日 鮎川 鮎川の町並みを抜けると、道は鮎川岸に向けて真っ直ぐ伸びています。鎌倉街道は手前の十字路を左折しますが、川岸まで行ってみましょう。

鎌倉街道上道(17)藤岡から西山名 その2

2024年3月31日 本郷 神流川の土手上から神流川の造る沖積平地を通り抜けると鎌倉街道は丘陵地帯に差し掛かり、両脇に竹の生い茂る切通しの道を上っていきます。アスファルトの道ではありますが、雰囲気のある場所です。

鎌倉街道上道(17)藤岡から西山名 その1

2024年3月31日 藤岡 8:10くらいに群馬藤岡駅に着きました。天気は晴です。今日は暑くなります。予報では28℃になるようで、春を通り越してすでに初夏ですね。黄砂は飛ぶし、28℃だし、朝起きた時にちょっとだけここに向かうのをためらいましたが、やっぱり来て…

鎌倉街道上道(16)児玉から神川 その2

2024年3月16日 八日市 鎌倉街道は雀の宮橋の先で、田んぼの広がる神川町八日市地区に入ります。田んぼの区画に沿って歩くので、旧道をトレースしてはいないと思いますが、やがて民家が集まる場所になります。ここから寄り道のために街道から反れて八高線の踏…

鎌倉街道上道(16)児玉から神川 その1

2024年3月16日 児玉 8時ちょうどに児玉駅に到着しました。天気は晴で、今日の児玉地方の最高気温は20℃くらいになるようです。とても良い気候になりました。鎌倉街道はこの先で神流川を渡りますが、近くに橋が架かっていません。このため、下流の藤武橋まで迂…

鎌倉街道上道(15)小前田から児玉 その4

2024年3月10日 広木 国道から見えた盛り土は古墳群です。広木・大町古墳群と呼ばれ、説明板が立っています。前方後円墳、方墳、円墳が少なくとも100基以上が集まっています。先ほど訪れた摩訶池の近くにある両子塚古墳もこのエリアに含まれます。出土品から6…

鎌倉街道上道(15)小前田から児玉 その3

2024年3月10日 広木・駒衣 鎌倉街道は白石(大仏)地区の町並みを抜け、広々とした畑作地を通ります。休耕地やソーラーパネルも点在しています。風は相変わらず冷たく、マフラーは朝から巻いたままです。

鎌倉街道上道(15)小前田から児玉 その2

2024年3月10日 用土 鎌倉街道は小前田から原宿を過ぎ、用土の町並みに入ります。獅子舞の諏訪神社や石仏石塔を眺めつつ、その先で、田園風景が広がり、西側には丘陵地帯が続きます。