今へ続く街道を歩くと

気楽に歩きながら街道の雰囲気を楽しんでいます

五街道-東海道

東海道(25)桑名~七里の渡し・桑名宿~四日市宿~近鉄四日市 その8

2023年11月12日 三ツ谷の一里塚 海蔵橋の手前で東海道は左の旧道に入り、海蔵川の土手に突き当たります。往時はここから橋が架かっていました。また、東海道分間絵図には、橋の袂に一里塚が描かれています。現在は川の拡幅工事で一里塚の跡は川の中に取り残…

東海道(25)桑名~七里の渡し・桑名宿~四日市宿~近鉄四日市 その7

2023年11月12日 富田 東海道はかつての「間の宿」富田の町の中に入ります。富田小学校の校門の前に「明治天皇御駐輦跡の碑(右の黒い大きい方)が立っています。明治元年(1868年)、明治天皇が東京へ下向する際に四日市で宿泊した後、ここ富田で休憩され焼…

東海道(25)桑名~七里の渡し・桑名宿~四日市宿~近鉄四日市 その6

2023年11月12日 朝明川 四日市に入り、朝明(あさけ)橋を渡り終えた左手には「いこいの広場」と呼ばれる小公園があります。休憩場所や東海道の説明板や力石が置いてあります。

東海道(25)桑名~七里の渡し・桑名宿~四日市宿~近鉄四日市 その5

2023年11月12日 縄生の一里塚 町屋橋を渡って朝日町に入り、伊勢国最初の一里塚は縄生(なお)の一里塚と呼ばれていました。日本橋から数えると、宮宿の伝馬の一里塚が89里目で、そこから七里の渡しを通ったので、97里目の一里塚となるようです。今は石碑が…

東海道(25)桑名~七里の渡し・桑名宿~四日市宿~近鉄四日市 その4

2023年11月12日 矢田 東海道桑名宿の七曲り見附跡を抜け、鍋屋町を通り、矢田町に入ります。右手には立坂神社の鳥居が立っています。本殿は鳥居の先、300mほど奥にあります。元々は矢田八幡社と言われ、本多忠勝以降桑名藩主の保護を受けてきました。明治に…

東海道(25)桑名~七里の渡し・桑名宿~四日市宿~近鉄四日市 その3

2023年11月12日 京町 東海道は桑名城の石垣の残る堀川沿いを通り、南大手橋の前を右折して県道を渡った先を左折します。この辺りには、かつては京町見附がありました。道は桝形になっていて、門や番所が建っていましたが、今はその痕跡は残っていません。

東海道(25)桑名~七里の渡し・桑名宿~四日市宿~近鉄四日市 その2

2023年11月12日 桑名城 東海道から離れて桑名城址を見学しています。桑名城址は、現在、九華公園として整備されていますが、江戸時代の城郭からだいぶ様相が変わっています。橋を渡って本丸跡に入ります。本丸の南東角には辰巳櫓が建っていました。

東海道(25)桑名~七里の渡し・桑名宿~四日市宿~近鉄四日市 その1

2023年11月12日 桑名宿 近鉄四日市から電車に乗り桑名駅に7:50に着きました。空は雲に覆われていますが、雨は降らないと思います。気温はそう寒くはありません。時刻は7:55、東口から七里の渡し場へ向けて歩き始めます。

東海道(24)鳴海~鳴海宿~宮宿・七里の渡し その3

2023年10月22日 熱田橋 松田橋から国道1号に入ると、ビルやマンションが並ぶ通りになりますが、内浜交差点から左へ入ると静かな住宅街に変わります。その先で新堀川を渡ります。

東海道(24)鳴海~鳴海宿~宮宿・七里の渡し その2

2023年10月22日 笠寺 歴史のある笠覆寺(笠寺)の西之門を出ると、どことなく雰囲気のある門前の商店街がしばらく続きます。

東海道(24)鳴海~鳴海宿~宮宿・七里の渡し その1

2023年10月22日 鳴海宿 知立駅から名鉄に乗って、8:20過ぎに鳴海駅に着きました。今日は友人のSさんと歩くため、8:30くらいに改札口で待ち合わせをしています。天気は晴れ、朝のうちは少し肌寒いですが、今日も日中は20℃くらいになるようです。8:40に歩き始…

東海道(23)新安城~知立宿~鳴海宿~鳴海 その5

2023年10月21日 有松 重要伝統的建造物群保存地区の町並みを眺めつつ、かつての絞問屋の竹田家住宅までやってきました。庇の屋根の上には明治期のガス灯が残っています。これは、財力があったからなのでしょうか。

東海道(23)新安城~知立宿~鳴海宿~鳴海 その4

2023年10月21日 阿野の一里塚 境川を渡って尾張国に入ると、国道1号に合流します。単調な郊外の国道を15分弱歩き、左の旧道に入ります。その先、豊明の住宅街の中に阿野の一里塚があります。この一里塚は両塚とも現存していて、北塚の前には「国指定史跡 阿…

東海道(23)新安城~知立宿~鳴海宿~鳴海 その3

2023年10月21日 逢妻橋 東海道は知立宿を後にして、知立神社や総持寺の前を通り、道なりに進むと逢妻川に架かる逢妻橋の袂に出ます。

東海道(23)新安城~知立宿~鳴海宿~鳴海 その2

2023年10月21日 知立宿 かつて、馬市が開かれていた野原を貫いていた東海道は国道1号を斜めに横断します。国道を横切ると道は2本に分かれ、東海道は左手の細い道に入ります。このあたりが知立宿(かつては池鯉鮒宿)の入り口と言われています。傍らには「東…

東海道(23)新安城~知立宿~鳴海宿~鳴海 その1

2023年10月21日 安城 新幹線で豊橋まで行き、豊橋からは名鉄に乗って、さらに東岡崎で乗り換えて、8:35に新安城駅へ着きました。今回は1泊2日で東海道を歩きます。天気は晴れで、気温は20℃くらいになる予報です。だいぶ歩きやすい気候なりました。8:40に駅を…

東海道(22)東岡崎~岡崎宿~新安城 その4

2023年10月8日 矢作川 岡崎城下二十七曲りをトレースして、途中で岡崎城址もざっと見て回りました。岡崎城は、まだまだ、見どころがあり、いつかはゆっくりと回りたいものです。 岡崎城下を抜けて、矢作川に架かる矢作橋を渡ります。

東海道(22)東岡崎~岡崎宿~新安城 その3

2023年10月8日 岡崎城址 東海道は、田中吉政が整備した総構えの籠田総門から岡崎城下に入り、城郭の北側を回り込んでいました。二十七曲りが国道1号に突き当たる田町角から東海道を離れて、岡崎城跡に立ち寄ります。雨の降り出す時刻も気になりますが、ここ…

東海道(22)東岡崎~岡崎宿~新安城 その2

2023年10月8日 岡崎城下二十七曲り 二十七曲りは、いったい、いくつ曲がるのでしょうか。現代の「いろは」道標は要所要所に立っているので、大まかには道筋は分かりますが、やはり、地図を片手に歩く方が安心です。 材木町1丁目交差点の反対側の角には、道標…

東海道(22)東岡崎~岡崎宿~新安城 その1

2023年10月8日 岡崎宿 8時過ぎに東岡崎駅に着きました。今回の東海道歩きの3日目です。天気は曇りですが、今日の予報では昼から雨です。雨の状況を見ながら適当なところで、街道歩きを打ち切りたいと考えています。8:10に駅前から歩き始めます。

東海道(21)国府~御油宿~赤坂宿~藤川宿~岡崎宿~東岡崎 その7

2023年10月7日 大平 乙川を渡り、西大平藩代官屋敷跡のある大平町に入ります。往時の風情を残す大平の一里塚の前を通ると、その先で国道1号と合流しますが、合流の手前には大平八幡宮の社標と常夜燈が立っています。社殿へはここから200mほど入ったところに…

東海道(21)国府~御油宿~赤坂宿~藤川宿~岡崎宿~東岡崎 その6

2023年10月7日 藤川 西の棒鼻跡を過ぎ、藤川宿を抜けると、その先で松並木に入ります。名鉄線の踏切の先から400mの間に続くクロマツの並木は、昔の街道の面影を残しています。

東海道(21)国府~御油宿~赤坂宿~藤川宿~岡崎宿~東岡崎 その5

2023年10月7日 藤川宿 広重の東海道五十三次に描かれた棒鼻の風景を模した傍示杭や石垣、柳の木があり、何枚かの説明板が並んでいる藤川宿の入り口から曲手(桝形)を抜けると、直線の続く藤川宿に入ります。 この辺りは加宿の市場村で、慶安元年(1648年)…

東海道(21)国府~御油宿~赤坂宿~藤川宿~岡崎宿~東岡崎 その4

2023年10月7日 本宿 東海道は国道1号から反れて、法蔵寺の門前に出ます。かつて門前には茶店が軒を並べ、名物の法蔵寺団子を振る舞っていました。炙り醬油で味を付けた団子で、昭和初期まで売られていました。「炙り醬油」、良い響きです。かつての街道筋の…

東海道(21)国府~御油宿~赤坂宿~藤川宿~岡崎宿~東岡崎 その3

2023年10月7日 長沢 赤坂宿を抜けると東海道は南側と北側に連なる山々に挟まれた、音羽川の作る狭隘の谷に入っていきます。今も旧東海道と国道1号や東名高速道路、名鉄本線が寄り添うように走っています。このような地形であったことから、室町時代には三河…

東海道(21)国府~御油宿~赤坂宿~藤川宿~岡崎宿~東岡崎 その2

2023年10月7日 赤坂宿 600mほど続いた御油の松並木を過ぎると赤坂宿に入ります。御油宿と赤坂宿の間はわずか16町(約1.7km)しかなく、かつては2宿で1宿として扱われていました。その後、それぞれが上り(赤坂)、下り(御油)専用の宿場として扱われたこと…

東海道(21)国府~御油宿~赤坂宿~藤川宿~岡崎宿~東岡崎 その1

2023年10月7日 国府 豊橋駅から名鉄特急に乗って8:00前に国府駅に到着しました。空は曇っていますが、今日も昨日同様25℃くらいまで暑くなるようです。風は昨日ほどではありませんが、結構強く吹いています。8:00に歩き始めます。

東海道(20)二川~吉田宿~国府 その5

2023年10月6日 佐奈川 飯田線の踏切を過ぎると街道は長く続く直線の道になります。その途中には、「宿町」や「茶屋」といった往時を思い起こさせる町名があり、立場跡も通りました。立場跡から歩くこと10分強で佐奈川を渡ります。

東海道(20)二川~吉田宿~国府 その4

2023年10月6日 瓜郷遺跡 瓜郷遺跡は弥生時代の遺跡で、昭和11年(1936年)に道路の拡張工事を行った際に貝塚が発見されました。その後の発掘調査で住居跡や土器、石斧や管玉などの石器、鍬や弓などの木製品が出土しました。また、焼けた米も見つかり、周辺で…

東海道(20)二川~吉田宿~国府 その3

2023年10月6日 西惣門 本陣や脇本陣が建ち並んでいたかつての吉田宿の中心街を抜け、松葉公園が角にある交差点を右折してしばらく歩くと、蒲郡街道(国道23号)との交差点に着きます。横断歩道を渡った右手には西惣門のミニチュアが建っています。西惣門は吉…