今へ続く街道を歩くと

気楽に歩きながら街道の雰囲気を楽しんでいます

佐屋街道(2)烏森~岩塚宿~万場宿~神守宿~佐屋宿・三里の渡し~佐屋 その5

2023年11月11日 愛宕神社 埋田の追分で消失した佐屋街道と合流して愛宕神社境内の西側を通り、その先の二又を右に入りますが、二又を左折して愛宕神社の正面に出ます。 白い拝殿が静かに鎮座しています。このあたり一帯の愛宕という地名が近郊の人々の信仰を…

佐屋街道(2)烏森~岩塚宿~万場宿~神守宿~佐屋宿・三里の渡し~佐屋 その4

2023年11月11日 神守宿 佐屋街道は神守の一里塚付近から神守宿に入り、下町を通った先で、右に曲がり中町に入ります。中町から350mほど歩いた先、上町の突き当りで今度は左折します。 右手奥には、延喜式神名帳にも載る憶感(おっかん)神社がありましたが、…

佐屋街道(2)烏森~岩塚宿~万場宿~神守宿~佐屋宿・三里の渡し~佐屋 その3

2023年11月11日 稲屋 佐屋街道は万場宿から砂子を通り、稲屋交差点の先で旧道に入ります。旧道といっても普通の町並みが続きます。

佐屋街道(2)烏森~岩塚宿~万場宿~神守宿~佐屋宿・三里の渡し~佐屋 その2

2023年11月11日 万場宿 土手道から右へ下る所で、対岸にある岩塚宿方面を望みます。写真の左側白い横長ビルの右脇が佐屋街道の突き当りです。そこから旅人は万場の渡しと呼ばれる舟渡しを利用していました。そして、こちら側の船渡し場は、ここから少し下流…

佐屋街道(2)烏森~岩塚宿~万場宿~神守宿~佐屋宿・三里の渡し~佐屋 その1

2023年11月11日 烏森 名古屋駅で近鉄に乗り換えて8:30に烏森駅に到着しました。名古屋から各駅で3駅目という便利なところにあります。天気は晴れで、暑くもなく寒くもなく、街道歩き日和です。佐屋街道に面している西口から8:35に歩き始めます。 三里の渡し…

佐屋街道(1)熱田追分~烏森

2023年10月22日 熱田追分 佐屋湊の三里の渡しへ向かうため、これから佐屋街道を歩きます。七里の渡しから、先ほど左折した熱田追分に戻り、そのまま直進します。ここからは美濃街道と佐屋街道の相乗り区間になっていますが、佐屋街道は先にある金山駅付近で…

東海道(24)鳴海~鳴海宿~宮宿・七里の渡し その3

2023年10月22日 熱田橋 松田橋から国道1号に入ると、ビルやマンションが並ぶ通りになりますが、内浜交差点から左へ入ると静かな住宅街に変わります。その先で新堀川を渡ります。

東海道(24)鳴海~鳴海宿~宮宿・七里の渡し その2

2023年10月22日 笠寺 歴史のある笠覆寺(笠寺)の西之門を出ると、どことなく雰囲気のある門前の商店街がしばらく続きます。

東海道(24)鳴海~鳴海宿~宮宿・七里の渡し その1

2023年10月22日 鳴海宿 知立駅から名鉄に乗って、8:20過ぎに鳴海駅に着きました。今日は友人のSさんと歩くため、8:30くらいに改札口で待ち合わせをしています。天気は晴れ、朝のうちは少し肌寒いですが、今日も日中は20℃くらいになるようです。8:40に歩き始…

東海道(23)新安城~知立宿~鳴海宿~鳴海 その5

2023年10月21日 有松 重要伝統的建造物群保存地区の町並みを眺めつつ、かつての絞問屋の竹田家住宅までやってきました。庇の屋根の上には明治期のガス灯が残っています。これは、財力があったからなのでしょうか。

東海道(23)新安城~知立宿~鳴海宿~鳴海 その4

2023年10月21日 阿野の一里塚 境川を渡って尾張国に入ると、国道1号に合流します。単調な郊外の国道を15分弱歩き、左の旧道に入ります。その先、豊明の住宅街の中に阿野の一里塚があります。この一里塚は両塚とも現存していて、北塚の前には「国指定史跡 阿…

東海道(23)新安城~知立宿~鳴海宿~鳴海 その3

2023年10月21日 逢妻橋 東海道は知立宿を後にして、知立神社や総持寺の前を通り、道なりに進むと逢妻川に架かる逢妻橋の袂に出ます。

東海道(23)新安城~知立宿~鳴海宿~鳴海 その2

2023年10月21日 知立宿 かつて、馬市が開かれていた野原を貫いていた東海道は国道1号を斜めに横断します。国道を横切ると道は2本に分かれ、東海道は左手の細い道に入ります。このあたりが知立宿(かつては池鯉鮒宿)の入り口と言われています。傍らには「東…

東海道(23)新安城~知立宿~鳴海宿~鳴海 その1

2023年10月21日 安城 新幹線で豊橋まで行き、豊橋からは名鉄に乗って、さらに東岡崎で乗り換えて、8:35に新安城駅へ着きました。今回は1泊2日で東海道を歩きます。天気は晴れで、気温は20℃くらいになる予報です。だいぶ歩きやすい気候なりました。8:40に駅を…

東海道(22)東岡崎~岡崎宿~新安城 その4

2023年10月8日 矢作川 岡崎城下二十七曲りをトレースして、途中で岡崎城址もざっと見て回りました。岡崎城は、まだまだ、見どころがあり、いつかはゆっくりと回りたいものです。 岡崎城下を抜けて、矢作川に架かる矢作橋を渡ります。

東海道(22)東岡崎~岡崎宿~新安城 その3

2023年10月8日 岡崎城址 東海道は、田中吉政が整備した総構えの籠田総門から岡崎城下に入り、城郭の北側を回り込んでいました。二十七曲りが国道1号に突き当たる田町角から東海道を離れて、岡崎城跡に立ち寄ります。雨の降り出す時刻も気になりますが、ここ…

東海道(22)東岡崎~岡崎宿~新安城 その2

2023年10月8日 岡崎城下二十七曲り 二十七曲りは、いったい、いくつ曲がるのでしょうか。現代の「いろは」道標は要所要所に立っているので、大まかには道筋は分かりますが、やはり、地図を片手に歩く方が安心です。 材木町1丁目交差点の反対側の角には、道標…

東海道(22)東岡崎~岡崎宿~新安城 その1

2023年10月8日 岡崎宿 8時過ぎに東岡崎駅に着きました。今回の東海道歩きの3日目です。天気は曇りですが、今日の予報では昼から雨です。雨の状況を見ながら適当なところで、街道歩きを打ち切りたいと考えています。8:10に駅前から歩き始めます。

東海道(21)国府~御油宿~赤坂宿~藤川宿~岡崎宿~東岡崎 その7

2023年10月7日 大平 乙川を渡り、西大平藩代官屋敷跡のある大平町に入ります。往時の風情を残す大平の一里塚の前を通ると、その先で国道1号と合流しますが、合流の手前には大平八幡宮の社標と常夜燈が立っています。社殿へはここから200mほど入ったところに…

東海道(21)国府~御油宿~赤坂宿~藤川宿~岡崎宿~東岡崎 その6

2023年10月7日 藤川 西の棒鼻跡を過ぎ、藤川宿を抜けると、その先で松並木に入ります。名鉄線の踏切の先から400mの間に続くクロマツの並木は、昔の街道の面影を残しています。

東海道(21)国府~御油宿~赤坂宿~藤川宿~岡崎宿~東岡崎 その5

2023年10月7日 藤川宿 広重の東海道五十三次に描かれた棒鼻の風景を模した傍示杭や石垣、柳の木があり、何枚かの説明板が並んでいる藤川宿の入り口から曲手(桝形)を抜けると、直線の続く藤川宿に入ります。 この辺りは加宿の市場村で、慶安元年(1648年)…

東海道(21)国府~御油宿~赤坂宿~藤川宿~岡崎宿~東岡崎 その4

2023年10月7日 本宿 東海道は国道1号から反れて、法蔵寺の門前に出ます。かつて門前には茶店が軒を並べ、名物の法蔵寺団子を振る舞っていました。炙り醬油で味を付けた団子で、昭和初期まで売られていました。「炙り醬油」、良い響きです。かつての街道筋の…

東海道(21)国府~御油宿~赤坂宿~藤川宿~岡崎宿~東岡崎 その3

2023年10月7日 長沢 赤坂宿を抜けると東海道は南側と北側に連なる山々に挟まれた、音羽川の作る狭隘の谷に入っていきます。今も旧東海道と国道1号や東名高速道路、名鉄本線が寄り添うように走っています。このような地形であったことから、室町時代には三河…

東海道(21)国府~御油宿~赤坂宿~藤川宿~岡崎宿~東岡崎 その2

2023年10月7日 赤坂宿 600mほど続いた御油の松並木を過ぎると赤坂宿に入ります。御油宿と赤坂宿の間はわずか16町(約1.7km)しかなく、かつては2宿で1宿として扱われていました。その後、それぞれが上り(赤坂)、下り(御油)専用の宿場として扱われたこと…

東海道(21)国府~御油宿~赤坂宿~藤川宿~岡崎宿~東岡崎 その1

2023年10月7日 国府 豊橋駅から名鉄特急に乗って8:00前に国府駅に到着しました。空は曇っていますが、今日も昨日同様25℃くらいまで暑くなるようです。風は昨日ほどではありませんが、結構強く吹いています。8:00に歩き始めます。

東海道(20)二川~吉田宿~国府 その5

2023年10月6日 佐奈川 飯田線の踏切を過ぎると街道は長く続く直線の道になります。その途中には、「宿町」や「茶屋」といった往時を思い起こさせる町名があり、立場跡も通りました。立場跡から歩くこと10分強で佐奈川を渡ります。

東海道(20)二川~吉田宿~国府 その4

2023年10月6日 瓜郷遺跡 瓜郷遺跡は弥生時代の遺跡で、昭和11年(1936年)に道路の拡張工事を行った際に貝塚が発見されました。その後の発掘調査で住居跡や土器、石斧や管玉などの石器、鍬や弓などの木製品が出土しました。また、焼けた米も見つかり、周辺で…

東海道(20)二川~吉田宿~国府 その3

2023年10月6日 西惣門 本陣や脇本陣が建ち並んでいたかつての吉田宿の中心街を抜け、松葉公園が角にある交差点を右折してしばらく歩くと、蒲郡街道(国道23号)との交差点に着きます。横断歩道を渡った右手には西惣門のミニチュアが建っています。西惣門は吉…

東海道(20)二川~吉田宿~国府 その2

2023年10月6日 吉田城曲尺手門 東海道は東惣門から城域の南側を通っていました。西へ向かって歩いて行くと、街道はくすの木通りを横切ります。くすの木通りの中央分離帯には吉田宿の碑が立っています。

東海道(20)二川~吉田宿~国府 その1

2023年10月6日 二川 8時10分くらいにJR東海道本線二川駅に到着しました。4か月半ぶりにこの地に立ちます。9月末までの酷暑がうって変わって、10月に入ると秋めいてきました。 今回は3日間かけて東海道を歩きますが、こまめに駅のある名鉄線に沿って歩くので…