今へ続く街道を歩くと

気楽に歩きながら街道の雰囲気を楽しんでいます

中山道(14)男女倉口から下諏訪 その3

 

2014年5月10日

 

樋橋茶屋本陣

 

 国道142号と合流してすぐのところで火の見櫓が見えてきます。その下を左へ入ります。 

f:id:mame-lantern:20200815214149j:plain

 

 右に回り込むとすぐに国道に出ます。右角には樋橋茶屋本陣跡の碑と説明板があります。和宮もここで休憩を取りました。 

f:id:mame-lantern:20191027141517j:plain

 

 国道を横断して直進の道に入ります。今度は左に回ってすぐに国道に出ます。ここからは国道を歩きます。 

f:id:mame-lantern:20200815213645j:plain

 

 すぐに中山道の標識に従って国道から分かれて、右の坂を下ります。 

f:id:mame-lantern:20191027142257j:plain

 

 中山道は国道より一段下の道となりますが、とても道とは言えない草道を進みます。 

f:id:mame-lantern:20191027142441j:plain

 

 この先も中山道は続いていたのでしよう。しかし、道が確定されておらず国道142号に戻ります。左への坂道を上がり、折り返してさらに上がると国道に出ます。 

f:id:mame-lantern:20191027142858j:plain

 

 歩道の桜が満開になっています。 

f:id:mame-lantern:20191027143450j:plain

 

 その先、右手に産廃焼却施設に下る道があります。一里塚へ寄り道をするためにこの道を下ります。一里塚への標識もありますが、私有地であることを伝えています。 

f:id:mame-lantern:20191027143959j:plain

 

 焼却施設の前を通り、道なりに左へ曲がって進むと、石垣の角で右折するように標識が立っています。この道が昔の中山道なのでしょうか。 

f:id:mame-lantern:20191027144438j:plain

 

 倉庫との間の狭い道を進むと、右手に一里塚の碑と説明板があります。樋橋の一里塚です。日本橋から数えて54里目の一里塚です。 

f:id:mame-lantern:20191027145235j:plain

 

 来た道を戻り、再び国道を歩きます。国道の表示には気温21℃、標高930mと記されています。 徐々に下諏訪の町に向けて高度を下げていきます。

f:id:mame-lantern:20191027145506j:plain

 

 国道を7分ほど歩くと左手に中屋敷のバス停が見えてきます。ここで国道を横断して左へ上がる道に入ります。 

f:id:mame-lantern:20191027145916j:plain

 

 すぐのところ右折して住宅団地の中を歩きます。しばらくすると変形十字路に出ます。 

f:id:mame-lantern:20191027150234j:plain

 

 十字路の角に4本の御柱を立てた道祖神が祀られています。さすが御柱の町、この地方独特の祀り方なのでしょう。 

f:id:mame-lantern:20191027150852j:plain

 

 変形十字路の右手の道を下ります。その先でT字路にぶつかるので左折して坂を上ります。

f:id:mame-lantern:20200815213933j:plain

 

 坂を上り切ると、有名な木落とし坂の上に出ます。7年に一度、諏訪大社下社の春宮と秋宮に立てる御柱8本をこの坂から落とします。 

f:id:mame-lantern:20191027151733j:plain

 

 結構高いところにあります。 

f:id:mame-lantern:20191027152002j:plain

 

 その先は広場の左手から下る道があります。遊歩道を一気に下っていきます。 

f:id:mame-lantern:20191027175102j:plain

 

 水力発電所の送水管の脇を下っていきます。 

f:id:mame-lantern:20191027175335j:plain

 

 やがて国道に突き当たります。その左手には芭蕉句碑があります。

 「ゆき散るや穂屋のすすきの刈残し」

 のどかな景色を思わせる句です。穂屋とはすすきで作った神様の御座所だそうです。 

f:id:mame-lantern:20191027202136j:plain

 

 国道に出ると左手には落合発電所があります。敷地の脇に100周年記念の説明板があります。諏訪地方電気発祥の地とされています。2000年に百周年を向かえ現在も発電をしています。

f:id:mame-lantern:20200410233216j:plain

 

 すぐ先、国道は落合橋で砥川を渡りますが、中山道はその手前左の道に入ります。 

f:id:mame-lantern:20200410233548j:plain

 

 この道もすぐに国道と合流します。国道のすぐ脇には砥川が流れています。5分ほど歩くと、前方に諏訪湖が見えてきます。下諏訪宿ももう少しです。 

f:id:mame-lantern:20191027205928j:plain

 

 国道と合流して10分、右の道へ入ります。 

f:id:mame-lantern:20191027210218j:plain

 

 すぐの左手には、コンクリートの上に4本の御柱に囲まれた道祖神があります。 

f:id:mame-lantern:20191027210811j:plain

 

 この道もすぐに国道と合流します。その先、左手に慈雲寺が見えるところで中山道は右に入ります。 だいぶ町中に入ってきました。 

f:id:mame-lantern:20200815214701j:plain

 

 右手は諏訪大社下社春宮の森です。道なりに下っていきます。 

f:id:mame-lantern:20191027211652j:plain

 

 左へカーブすると、町並みと諏訪湖が一望できる高台に出ます。富士見スポットと表示された場所があります。よく目を凝らすと山並みの向こうに少しだけ雪を被った富士山の姿を見ることができます。写真だとよく分かりませんが。 

f:id:mame-lantern:20191027213336j:plain

 

 さらに下ると、直進方面が中山道、ヘアピンカーブで右手に進むと春宮へ通じる道の分岐に差し掛かります。ここは右に折り返して春宮方面に寄り道をします。 

f:id:mame-lantern:20191027213817j:plain

 

 

中山道(14)男女倉口から下諏訪 その4へ続きます。

 

中山道(14)男女倉口から下諏訪 その2へ戻ります。

 

中山道 歩いた行程表はこちら