今へ続く街道を歩くと

気楽に歩きながら街道の雰囲気を楽しんでいます

中山道(19)木曽福島から須原 その4

 

2015年11月21日 

 

立町

 

 立町歩道橋で国道19号を横断します。この辺りは立町と呼ばれ、かつては立場がありました。静かな通りになります。

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 すぐの右手を入ると木曽川に吊り橋が架かっています。諸原橋と呼ばれています。結構年季が入っています。

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 橋の上から木曽川の流れを望みました。川幅が結構広くなりました。

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 中山道に戻るとすぐに国道19号と合流し、国道歩きとなります。

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 国道を歩いて10分で倉本交差点に着きます。ここを左折して線路の下をくぐります。倉本駅のすぐ脇を通ります。

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 道は左に右に曲がりながら坂を上っていきます。ちょうど倉本駅の裏になります。

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 倉本地区に入ります。

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 その先で、今度は急坂を下ります。

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 坂の途中には常夜燈や石仏が並んでいます。

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 さらに道は二手に分かれますが、中山道は右に入ります。

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 草道に入り、下っていきます。道は再び二手に分かれ一瞬迷いましたが、左の道を進んでみました。

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 その先で、下に車道が見えてきたので間違ってはいませんでした。

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 車道と合流して右折します。すぐに中央本線のガードをくぐると国道19号に出ます。ここを左折します。

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 国道を歩き始めて5分ほどで、右手にパーキングのPの字の標識が見えてきます。

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 パーキングの一角に倉本の一里塚の碑があります。よく見ないと見過ごしてしまいます。日本橋から数えて74里目の一里塚です。かつての一里塚はここから南へ20mほど行ったところにありました。

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 一里塚碑の先、池の尻の信号機の手前で右の坂を下ります。

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 木曽川がすぐ脇を流れていますが、白い大きな花崗岩の岩がいっぱい転がっています。水が少ないせいか、これまでと違った眺めです。

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 少し歩くと木曽川の対岸に桃山発電所が見えてきます。大正12年(1923年)に運転が開始されました。白い洋式の建屋が映えます。

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 その先で車道が大きく右へ曲がるところで左(直進方向)に入り、坂を上って上を走る国道19号を目指します。

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 国道と合流すると単純な国道歩きになります。

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 左手には大きな枝垂れ桜の木が立っています。力強さを感じます。

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 枝垂れ桜から延々と国道19号を歩くこと15分で、左の車止めのある上り坂に入ります。入口には中山道の標石があります。

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 少し草ぼうぼうの道ですが、右手の眼下には木曽川の流れも見えます。

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 線路脇を通った先で橋を渡ります。

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 橋を渡ると国道19号の歩道に変わり、その先すぐに、左手須原駅に通じる分岐があります。中山道はさらに国道を歩いて左へ入りますが、今日の街道歩きはここまでとして駅へ向かいます。

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 分岐の一角には、須原宿の看板、水舟の里の看板とともに須原の一里塚の碑があります。日本橋から数えて75里目の一里塚です。

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 坂を上ると須原駅前に出ます。右手には江戸時代からつづく「桜の花漬」を商う大和屋があります。桜の花漬は八重桜の花を塩漬けにしたもので、湯呑に入れてお湯を入れると、花びらが開くという風流な飲み物になるそうです。

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 そして、須原駅に到着しました。時刻は14:55。5時間40分の行程でした。最後は15:05発の電車に間に合うように早足で来ましたが、電車は結局15分遅れで須原駅に到着し、それに乗り込んで塩尻に向かいました。

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