2015年1月２日
根岸宿
豊水橋を渡ると狭山市に入ります。すぐに道は二股に分かれます。日光千人同心街道は右の道で、このあたりから根岸宿に入ります。根岸宿は宿場としては大きくありませんでしたが、大山や富士山詣の旅人で賑わったと言われています。
根岸宿の町並みです。往時の面影は残っていません。
県道を横断すると、その先左手には、かつて問屋を務めた久下家があります。
旧問屋の前に日光脇往還の標識が立っています。
街道は緩やかな上り坂になります。
豊水橋の先で国道407号と分かれてから10分弱で、再び国道と合流します。
国道に出ると、さらに長い坂を上ります。 このあたりは入間台地の縁にあたり、扇町屋宿のある武蔵野台地と入間川を境に分けられています。
街道は圏央道の狭山日高インターの脇を通ります。
国道407号を歩き始めて15分で日高市に入ります。
その先の田木交差点を左折します。
すぐのところを右折します。
田木地区を歩きます。幹道から離れ、のんびりとした道になります。
田木地区の道は目印がなく、少々複雑です。地図とにらめっこしながら歩いたため写真が撮れていませんでしたが、右手公民館のところを左に入り、次の十字路を左折します。正面に圏央道が見えてきます。
圏央道の側道に突き当たるので、一旦側道を左に入り、すぐの橋を渡って右折して、圏央道の下をくぐります。
その先は用水路に沿って右へ曲がり、次のT字路を左折します。
児童ふれあいセンターの脇を進み、突き当りのT字路を右折します。
田木交差点から国道407号を離れて13分、農協の直売所のところで、再び、国道に出るので左折します。ここから再び国道歩きが始まります。
その先、10分で鎌倉街道交差点に着きます。どうやらここを横切っているのが鎌倉街道上道のようです。交差点の向こうには杉並木が見えてきました。
ここの杉は比較的若そうです。
「日光街道杉並木」と記された碑が立っています。
杉並木を見ながら、ゴルフ場の脇を歩くこと10分で高萩南交差点に着きます。街道はここを左に入ります。
その先すぐの二股をさらに左へ入ります。
街道の左手には田園風景が広がっています。
緩やかな坂を上ります。
高萩小学校の前を右に入ります。
谷雲寺の脇を抜けると道は下り坂に変わります。
坂を下ると用水路に突き当たるので、道なりに用水路に沿って右に進みます。その先で、用水路を渡ると県道15号に突き当たります。街道はここを右折しますが、本日の街道歩きはここで終わりとして、県道を左折してJR川越線の武蔵高萩駅へ向かいます。
すぐに高萩駅前交差点に着きます。右折するとすぐ駅です。
駅前通りは上りの急坂になっていて、両脇に桜の古木が並んでいます。なかなか良い雰囲気です。
ひとしきり上ると駅前広場に到着します。時刻は12：15です。今日は3時間50分の行程でした。雲は完全に取れて快晴になっていました。
