2015年1月11日
坂戸宿
東武東上線の線路を超えると、坂戸宿に入ります。坂戸宿の町並みは、マンションが立ち並ぶ通りとなっています。宿場町の面影はありません。
東武線の踏切を越えて8分、左手に「歴史の道・日光脇往還」の説明板が立っています。八王子を出発した千人同心が最初に宿泊したのがここ坂戸宿でした。
その先5分強、坂戸小学校の前で道は二股に分かれます。
分岐の角、小学校の校門の脇に道標が立っています。「左 日光道」「右 よしミみち」と記されています。右へ辿ると安楽寺吉見観音へ通じています。坂戸宿はこのあたりで終わります。
道標どおり左の道を進みます。道標から5分で道はさらに二股に分かれます。街道は東武線や団地に遮られ、ここで途切れてしまいます。右折して迂回します。
すぐに跨線橋の道路に突き当たります。少しだけ右に行って東武東上線に架かる陸橋を越えます。
橋の上からはちょうど、真っ白な雪に覆われた富士山が見えました。
跨線橋を越えたその先の交差点、溝端町交差点を右折します。
団地の中の公園の脇を歩き、溝端公園交差点を直進します。ここを右折すると正面が北坂戸駅になります。
溝端町交差点から7分で左手にセブンイレブンが見えてきます。
セブンイレブンの駐車場の先を左へ入ります。さらに、すぐのところを右折して、細い路地を入っていきます。ここから、東武線や団地で遮られていた旧道が復活します。
旧道に戻ってすぐの右手に旧日光街道の碑と常夜灯が立っています。街道はその角を右折します。
すぐに、先ほどのセブンイレブン前の道を横断して、その先を直進します。
街道は田んぼの中の畦道に変わります。ホルモン屋の脇を通り、さらに畦道を進みます。
上吉田の一本杉らしき横を通ります。
先ほど横切った通りに出るので右折します。旧道はこの先どうなっているのか、詳しくは分かりません。
越辺川の土手に近いい田んぼの広がる道を進みます。
さらに、東武東上線の高架をくぐります。
その先で、国道407号との高坂橋交差点に突き当り、左折して高坂橋を渡ります。橋の途中で東松山市に入ります。
高坂橋から越辺川の上流方面を望みます。
高坂橋交差点から左側の歩道を歩いていましただが、その先で国道から左へ分岐する道が近づいてきた時に国道方面へ直進できないことに気が付きました。
仕方なく、一旦、国道から反れます。次の南活センター南交差点を右折すると、すぐに国道へ戻ることができました。交差点を左折して国道に戻ります。
国道を歩き始めてすぐに、左の道へ入ります。ちなみに、右手からの道は川越・児玉往還で、右手の先、島田の渡しで越辺川を渡るようになっています。
千人同心街道はすぐに、坂下橋で九十九川を渡ります。橋の袂に道標があるとのことでしたが、見当たりませんでした。
