2015年1月11日
高坂宿
坂下橋を渡ると、緩やかな上り坂になり、その先は、一直線の道が続きます。このあたりから高坂宿に入ります。
高坂宿では遺構などを見ることができません。静かな住宅街です。
坂下橋を渡って20分弱で、右手の塚田屋の角を右折します。この付近が高坂宿の終わりでしょうか。
右へ入る道の両脇には道標が立っています。左側の道標には「八王子道」と記されています。直進方面の川越・児玉往還と右に曲がる日光千人同心街道との分岐点になっています。
右折すると民家の庭先ではないかと思われる道を河川敷に向けて下ります。
公園に続く道へ出ます。
都幾川リバーサイドパークに入るとすぐの道を左折します。
さらに、左折します。
その先に、石橋供養塔があります。高坂の渡しあたりの手前の水路に当時のままの石橋が残っているはずでしたが、よく分かりませんでした。石橋供養塔は通行人の安全を祈願して建てられ、道標の役目も果たしていました。元治元年(1864年)に建立されたものです。街道は、この公園の中を通って都幾川を渡ることになります。
迂回して、国道407号の通る新東松山橋を渡ることにします。公園の入口に戻り、土手道を東の方向に進みます。
やがて、新しい家並みが続く住宅街に出ます。突き当りを右折して、さらに左折すると、国道407号に出ます。新東松山橋南交差点です。
新東松山橋を渡ります。
橋の上から都幾川の上流を望みます。かつては、この橋の上流に、先ほどの都幾川の渡しがありました。
橋の正面には遥か雪を被った男体山や白根山を見ることができました。
橋を渡り切ったところで、左の側道へ入るためにUターンします。
橋の袂まで戻り、左折して道路の下をくぐります。そのまま直進して土手を上がり、都幾川の下流を望みます。
眼下に広がる草原の河原を眺めた後で橋の下まで戻り、手前を右折すします。
砂利道を進み、国道と合流する手前を右折します。
道なりに左へカーブしたその先は、遥か先まで続く直線の道となります。枯草の中の道で空がとても広いです。こんな道でも、たまに車とすれ違います。
新東松山橋を渡って15分、農村センター交差点で県道345号を横断します。
さらにその先で、新東松山橋から続く国道407号を横断します。
静かな旧道を歩きます。
すぐのところに八幡神社があります。
さらに八幡神社北交差点で国道254号を横断します。住宅地の中を歩きます。
国道を横断して10分、若松町一丁目交差点を右折して県道66号に入ります。
その先、一方通行出口の交差点で本日の街道歩きを終わりにします。左折して東松山駅に向かいます。
県道から分かれて5分強で駅前通りと交差するので、ここを左折して駅へ向かいます。
そして、12:45に東松山駅に到着しました。本日は4時間15分の行程でした。