2015年2月11日
松山宿
8:30に東松山駅に着きました。前回は気が付きませんでしたが、駅舎はとても瀟洒な建物です。今日も結構寒いです。
若松町一丁目交差点を迂回して、スタート地点へ向かいます。8:40から歩き始めます。
東松山駅から南へ向かって道なりに歩くと7分で若松町一丁目交差点に到着します。
交差点を左折して日光千人同心街道に入ります。しばらく歩くと、前回、左へ入って駅に向かったT字路があります。その先から松山宿に入ります。
若松町交差点から5分強で、街道は県道66号から右に入ります。
静かな住宅街です。
その先で駅前通りを横断し、図書館前のブロックを敷き詰めた道を左へ下っていくと、再び、県道に突き当ります。突き当たりは下沼公園です。道路を隔てた正面には大きな馬頭観音が立っています。
右折して県道66号を歩き始めます。
本町二丁目交差点を過ぎると、右手には、蔵造りの商家が建っています。蔵の側面は真っ白ですが、正面は重厚な黒漆喰で覆われています。
本町一丁目交差点の先、左手には、白い洋館が見えてきます。島田医院です。かつては郵便局の建物でした。その隣にはレンガ造りの倉庫と旧家が建っています。さらに、その先も蔵造りの商家があります。この本町界隈では古い商家の建物を多く目にすることができます。
本町一丁目交差点から5分で、左手県道脇に八雲神社の社があります。社殿の彫刻はとても素晴らしいものです。説明板には、社殿四面に彫刻が施され、伝統的なものを取材し、豊かな民族的色彩を有する特色を持っていると記されています。安政6年(1859年)作と言われています。
八雲神社脇の松山神社に通じる道にも蔵並みが見え、趣のある界隈です。
本町一丁目交差点から7分で、上沼公園交差点に着きます。左手は上沼公園となっています。桜の名所のようです。
さらに5分強で市野川に架かる簗瀬橋を越えます。土手道は散歩コースになっています。
市民病院の脇から、道は下り坂になり、しばらく歩くと滑川を渡ります。
その先で、街道は東平地区に入り、右にカーブして、国道407号と合流します。
国道407号と交差する東平交差点に着き、歩道橋で国道を横断します。下の写真の正面は国道407号の熊谷方面で、左手から右手へ続くのが日光千人同心街道吹上宿方面です。
さらに県道66号を進みます。県道66号は荒川を渡って、国道17号に抜けられる幹線道路なので、結構、車の通りが多い道です。
国道407号を横断して10分強で吉見町に入ります。
さらに雑木林が広がる中、県道を歩きます。冬枯れの雑木林も良いものです。
吉見町に入って10分で街道は右の道に入ります。ここから熊谷市になります。
旧道らしい民家の点在する道を進むと、その先で、荒川の造る河岸段丘崖を下っていきます。
見渡す限りの広々とした田園風景が広がります。
小八林バス停の先の十字路を左折します。
その先は田んぼの中の道です。
突き当りを右折して道なりに進むと、大福寺を右に見ながら、正面に先ほど分かれた県道66号が見えてきます。
県道66号から右に入って、18分、中曽根交差点で再び県道に出ます。
しかしながら、交差点でこのまま県道には入らず、側道に入り、荒川の土手方面を目指します。
しばらく側道を歩くと、土手に突き当たります。荒川の手前に和田吉野川が流れています。この先が大芦の渡しがあったところです。