2015年12月5日
館林城
館林女子高前のT字路を右折すると、右手は市役所、左手には広場が広がります。この広場は二の丸跡で、その向こうに見える石垣から向井千秋記念子ども科学館のあたりが本丸跡と言われています。
市役所敷地内のモミジがきれいでした。
市役所前交差点をそのまま直進して、再び館林駅入口交差点に戻りました。およそ50分の館林の旧跡巡りでした。
交差点を右折して、街道歩きに戻ります。すぐのところにある本町二丁目交差点を通ります。交差点先の右手には本陣があったと言われています。
さらに10分ほど歩くと、ドラックセイムスが見えてきます。その駐車場手前の空き地に佐野口御門跡の石碑がひっそり立っています。往時は枡形の上に建てられた立派な櫓門がありました。現在でもセイムスとの間に堀の跡が見られます。
館林の町は洪積世に作られた台地の上にあり、佐野口御門より北側は渡良瀬川が作る沖積平野が形成されていて、一段低い低地になっています。
セイムスの先で信号のある交差点を横断すると、道は三方に分かれます。街道は右の道に入ります。
真ん中と左の道の間の民家の塀脇には道標が二つ立っています。右側は道標を兼ねた馬頭観世音で、左側には「らいでん道」と刻まれています。左へ進んだ渡良瀬川近くにある雷電神社を示しています。
どこまでも続く直線の道です。道標から10分で東武佐野線の踏切を渡ります。
その先に見えるのは県道の跨線橋ですが、県道の方へは行かず、手前の左手の道に入ります。
左手には田園風景が開けます。まだまだ直線の道が続きます。
とにかく眺めが良い場所です。男体山、赤城山など栃木や群馬の山々を見渡すことができます。こちらは男体山です。
西側には赤城山が見えます。さらに、西には妙義山とその間には雪に覆われた浅間山を望めることができます。
踏切を渡って12分、渡良瀬川の土手が見えてきます。
突き当りを右折して土手上のサイクリングロードに立ちます。右手下流にある渡良瀬大橋を目指します。
渡しのあった場所はよくわかりませんが、土手の上から河川敷を眺めます。しかし、川筋は全く見えません。
渡良瀬大橋を通ります。
最初に矢場川を渡り、さらに渡良瀬川を渡ります。ここからも彼方に赤城山を望むことができます。
反対岸の袂まで渡り切るのに7分もかかりました。
橋を渡ると栃木県佐野市に入ります。
椿田稲荷神社の先を左に入ります。ここから才川脇の旧道に入ります。
狭い車道を歩き、才川に架かる橋の手前で右の道に入ります。
しばらく才川の土手道を歩きます。
やがて、才川を渡る車道が見えてきますが、羽田大橋の袂で車道を横断して、続きの土手道を歩きます。
車道を横切ったすぐ先で、道は二股に分かれます。街道は右手の道を下ります。
土手から下り、集落を抜けて道なりに右へカーブしていきます。
その先から、田んぼの中を通る直線の道が始まります。
県道7号から左に入って15分で、再び、県道7号に出ます。ちょうど、国道50号とのインターチェンジ入り口の脇です。