2017年12月23日
金崎宿
金崎宿に入り、信号のある交差点のすぐ左手奥が金崎駅です。合戦場駅入口から1時間20分かけて歩いたことになります。
金崎駅へちょっと寄ってみました。
金崎宿では旧家がわずかに残っています。金崎交差点を通過します。
金崎交差点の先、左手には本陣の門と塀が残されています。主屋は取り壊されてしまったそうです。
その先で街道は右へ入ります。
思川の土手に向かって一直線の道が続きます。
旧道に入って緩やかな坂道を5分ほど上ると、正面は土手道になっています。突き当りを左折します。
ちなみに右折すると「金崎さくら」と呼ばれる土手に植えられた桜並木の名所があります。
土手道を左折するとすぐに国道293号線に突き当たるので右折します。思川に架かる小倉橋を渡ります。
思川の流れはきれいで、清流といった感じです。思川は、日光街道を歩いた際に、小山の城山公園から見た時以来かもしれません。だいぶ上流に来ているはずです。
橋を渡ると小倉橋東交差点となります。日光例幣使街道は、交差点の左手の土手道を入ります。小倉橋の右側の歩道を歩いてきたので、交差点でいったん国道を横断して土手道へ入ります。
その先は、僅かですが、車の通らない道を進みます。
思川の向こうに日光の山々が見えます。気持ち良い眺めです。
すぐに国道293号と合流するので、左折して国道を歩きます。
しばらく、右手の田んぼと左手の思川の土手の間を歩きます。その先、右手の赤い屋根は磐裂根裂神社です。「いわさくねさく」と読みます。
さらに13分ほど歩くと、磯町交差点を直進します。帰りの楡木駅発上り電車は1時間に1本程度しかなく、13:10発に乗れるかどうかといった状況になってきました。少し早歩きをしましょう。
磯町交差点から5分で東北自動車道の下をくぐります。
その先、長屋門や古いお宅を見ることができ、若干の街道の雰囲気を味うことができます。
楡木の追分はもうすぐです。
東北道をくぐって10分で楡木の追分に到着しました。例幣使街道と日光西街道との合流地点です。下の写真の左右方向の道が日光西街道で、左が楡木宿方面、右が壬生宿方面です。
合流点の角には道標が立っていて、「左江戸道、右中山道」と記されています。
この先、今市までを例幣使街道と呼ぶ場合もありますが、一旦、例幣使街道歩きはここで終わりにします。
追分から5分ほどで、楡木町交差点に着きます。楡木駅へはその一本先の角を左折します。
左折して5分ほど住宅街を歩き、楡木駅に到着します。時刻は13:00ちょうど。なんとか13:10の電車に間に合いました。本日の行程は4時間20分でした。