2021年10月3日
上鳥沢宿
8月から続いていた緊急事態宣言が解除になり、その間にワクチン接種も済んだので、マスクはしつつ街道歩きを再開することにしました。
8時過ぎに鳥沢駅に到着しました。天気は快晴。気温は20℃に達していないと思います。ここのところ、夏を思わせる暑い日が続いていますが、今日は25℃を越えるくらいの若干低めの気温になる予報です。
8:25に街道歩きを始めます。
駅前にある国道20号との交差点を左折して甲州街道に入ります。
甲州街道に入ってすぐの左手には、旅籠叶屋跡があります。明治時代の建物だそうです。
鳥沢駅で長袖の上着を脱いで、半袖になりましたが、日陰では少々肌寒いです。
さらに上鳥沢宿を歩くと、右手、コンビニの隣には上鳥沢宿井上本陣跡があります。
「明治天皇駐蹕地碑」と記された立派な石碑が立っています。
右手、三栄工業の看板が立っているところから、右の坂道に入ります。
すぐに、沢に向かって下ります。
沢を渡る手前の右手に馬頭尊が鎮座しています。コンクリート壁の上に立ち、大きめの馬頭様です。
坂を上りつつ団地の脇を通り、さらに下っていくと、国道20号に出ます。
国道を歩きます。左手を流れる桂川は、ここも深い谷を形成しています。
さらに国道を歩きます。日曜日ですが、結構、車の通りはあります。
国道を歩いて10分弱、郵便ポストの脇を右に入ります。
すぐの二股を左に入ります。
舗装道はすぐに途切れ、土道の下り坂に入ります。
比較的に大きい石が転がっている坂道を下っていきます。昨夜雨が降ったのか、石が濡れていてとても歩き辛い道です。
すぐに国道に出るので、再び国道歩きとなります。
国道に架かる宮谷橋を渡ります。
ウルトラマン各位のお出迎えです。桃太郎もいます。
ウルトラマンのすぐ脇から、急坂を下ります。国道の先には宮谷入口交差点の信号機が見えます。
坂道下ったところで、左折して水路の脇を歩きます。この水路は発電所用の施設で金網が掛けられています。水路脇のキバナコスモスが見頃です。
しばらく歩くと水路脇の道も行き止まりになり、右手の橋を渡って道なり上っていきます。
またもや国道に出て、国道歩きとなります。
東京から90km。もう少しで100kmです。
タムラ自動車の前を左に下ります。
タムラ自動車の建物を回り込むように路地に入って進み、一部草道を通って坂道を上ります。
坂道の先、またまた、国道に出ますが、今度は国道を横断して、先の道に入ります。
「日本三奇橋 猿橋」の看板が出てきました。
看板の案内に従って左手の階段を下ります。
階段を下ったところには芭蕉句碑が立っています。何と書いてあるのか分かりませんが、
「憂き我をさびしがらせよ閑古鳥」
と記されているそうです。
閑古鳥よ、心ふさぐ私をさびしがらせてくれよ、といった意味でしょうか。閑古鳥はカッコウのことです。