2021年10月3日
大月駅
大月駅前を通過します。ご存じ、河口湖方面への乗り換え駅です。駅舎はログハウス風です。
駅前ロータリ西側の植え込みに、甲州街道大月宿の碑が立っています。
先ほど駅前ロータリまで歩いたブロック道がその先にも続いています。再び、街道歩きを始めます。
どことなく懐かしさを感じる町並みのある通りです。
大月宿
大月2丁目交差点で国道20号と合流します。このあたりに大月宿の入り口がありました。
大月市役所の先、右へ入るT字路の向かいには溝口本陣ありました。
本陣跡には明治天皇御召換所址碑が立っています。
その先の大月橋東詰交差点は富士山道との追分になっています。左折方面が国道193号で旧富士山道です。現代の国道20号はこのまま直進して桂川に架かる大月橋を渡りますが、旧甲州街道は追分を右折して、下流で桂川を渡ったそうです。
交差点の左角にある小広場には追分道標が3本立っています。
追分で旧甲州街道を追えないので、先ほどの本陣付近前のT字路に戻り左折します。
富士急行線を越える昇月橋を通り、さらに、中央本線を越える昭和橋を渡ります。昭和橋の先の十字路を左折します。
大月東中学校脇を桂川に向けて下っていきます。
新大月橋を渡ります。桂川の水はとても澄んでいます。桂川はここ(橋の下流)で笹子川と合流します。これから先の街道は笹子川に沿って歩くことになります。
T字路で国道20号と別れて10分で再び国道20号と合流します。
下花咲宿
コンビニの向かいに一里塚跡が見えてきました。
下花咲の一里塚跡です。南塚が復元されていますが、生け垣の中に埋もれているようです。説明版が立っています。日本橋から数えて23里目の一里塚です。
また、周辺には庚申塔や馬頭観音等とともに下花咲宿の碑が立っています。
下花咲宿の町並みです。下花咲宿は隣の上花咲宿との合宿で月の15日以降で宿場業務を担当していました。
星野本陣跡が見えてきました。
時刻は11時前ですが、ガストで昼食兼休憩を取ることにします。
星野本陣の建屋は天保6年(1835年)の火災で焼失したのち再建されたもので、国の重要文化財に指定されています。再建された年代は不明とのことです。残念ながら、建屋は、現在、見学できません。
道路脇には明治天皇花咲御小休所碑と本陣碑が立っています。
中央高速道路大月インター入口の交差点を通過します。
上花咲宿
さらに、インター入口から5分ほど歩き、上花咲バス停を通過します。
その先で大月ジャンクションから分岐した河口湖方面の高速の高架下を2本くぐります。
真木橋で笹子川を渡ります。
真木交差点の歩道橋の手前を左へ入ります。
すぐに国道20号に出るので、国道歩きを続けます。
真木橋から5分ほど歩くと、右手の階段上に真木諏訪神社の鳥居が見えます。本殿の彫刻が見事と言われていますが、階段を見てくじけました。
初月橋を渡り、左へ大きくカーブすると、街道の向こうに源氏橋が見えてきます。