今へ続く街道を歩くと

気楽に歩きながら街道の雰囲気を楽しんでいます

甲州街道(9)勝沼から甲府 その4

 

2021年10月30日

 

石和宿

 

 笛吹橋から国道411号と別れて20分で再び国道と合流します。石和の街中に入ってきたようです。

 石和は武田信虎躑躅ヶ崎に館を移す前まで、武田氏の統治の中心地でした。

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 通りの電線は地下に埋設され、景観がすっきりとしています。街路樹も紅葉が始まりグラデーションがかかっていて、色様々です。

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 街灯には「武田二十四将の宿」とそれぞれの武将の名前の記された幟が掛けられています。石和温泉にあるホテルや旅館がそれぞれ武将一人ずつを決めて、その武将の宿としてPRしています。温泉街を盛り上げていこうというイベントのようです。

 今年(2021年)は武田信玄生誕500年にあたります。

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 右手には鵜飼山遠妙寺があります。日蓮が鵜飼の亡霊を弔った謂れのあるお寺です。

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 その先右手に、本陣跡があります。明治の大火で建屋は焼失して蔵だけが残っています。

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 左手には石和小林公園があります。街道からは足湯が目につきます。

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 公園の敷地は、石和町出身の実業家小林中氏邸があったのを小林家から寄贈を受けたものです。入口の右手には小林家の文庫蔵が残されています。

 公園内には木々が生い茂り、ここでしばし休憩しました。トイレもあります。

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 しばし休憩の後、街道歩きを再開します。

 すぐに、石和温泉駅入口交差点を通過します。右折すると800mほど北に石和温泉駅があります。

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 さらに甲運橋で第二平等川を渡ります。かつての笛吹川の川筋はこの第二平等川でした。笛吹川は笛吹橋の少し上流から石和温泉付近を通りこの地を流れていました。明治40年(1907年)の大水害で現在の川筋に変わってしまいました。笛吹川は日本有数の暴れ川と言われています。

 往時の笛吹川は、冬場の渇水期には橋が架けられ、夏場の増水時には渡し舟で、それ以外は歩きで渡ったそうです。

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 甲運橋を渡ると甲府市に入ります。

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 甲運橋を渡ると、右手には川田道標が立っています。「右 富士山 大山 東京道 左 甲府 甲運橋 身延道」と記されているようです。

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 続いて平等橋で平等川を渡ります。

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 青少年センターの脇を通ります。川田町由来の標柱が立っています。

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 川田町の町並みです。ここ川田町やこの先の和戸町には立派な門構えのお宅を多く見ることができます。馬に乗ったまま入れるのではと思われるような大きな門のお宅もあります。

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 またまた、丸石道祖神があります。こちらは新しそうです。和戸町の由来碑も立っています。和戸町の名前は平安時代に形成された行政村落、表門郷(うわとのごう)からきていると言われています。

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 十郎川を渡ります。

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 甲府市に入って30分、山崎三差路交差点に到着します。右から合流する道は青梅街道です。新宿三丁目の追分で別れた青梅街道はここで再び甲州街道と合流します。

 交差点の先、すぐの右手には山崎刑場跡があります。

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 その先左へカーブする右手には酒折宮道標が立っています。酒折宮はもう少し先にあります。日本武尊を祀る歴史のある神社です。

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 左手には駅伝で有名な山梨学院大学のキャンパスが広がっています。街道では自転車に乗った学生さんを多く見かけます。

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 酒折駅前交差点を通過します。

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 その先に酒折宮の入口があります。酒折宮は右に入って、線路を越えた先にあります。

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