2022年10月2日
大池の一里塚
宮川の近くまで歩くと一里塚碑と説明板が立っています。説明板によると、甲州街道制定時には両塚がありましたが、明治に入り道路の改修や鉄道の敷設工事により取り去られてしまいました。さらに、この付近の耕地整備のために当初の位置から変わってしまったとのことです。大池(木舟とか金沢とも)の一里塚で、日本橋から数えて49里目の一里塚です。
宮川に沿って先に進みます。
橋を渡り国道20号に向かいます。
ここ木舟地区でも祭りの準備が進められています。
すぐに木舟交差点に出るので、左折して国道に入ります。
木舟地区の国道を淡々と歩きます。
すぐの自動車屋の手前のT字路を右へUターンしながら入ります。甲州街道の標識もあります。
Uターンして坂道を上り振り返ってみました。コスモスが咲いています。
坂を上って左にカーブしたところにいくつかの石碑と鳥居、そして4本の御柱が立っています。中央の大石は「三山大権現」と記されているようです。
富士見駅方面に続く線路です。
跨線橋を渡るとすぐを左折して線路沿いの道を下っていきます。
道は次第に線路と離れていき、高架橋の下をくぐります。おそらく、この辺りは線路で遮断された甲州街道筋に戻っていると思います。
宮川沿いを歩きます。
この辺りの田んぼは稲刈り前ですね。
早川橋を渡ります。
早川を渡ると、比較的車の往来のある県道にとの交差点に出るので、左折して県道に入ります。
車の通りはありますが、歩道がありません。左手道路下には宮川が流れています。やや危険を感じます。
やがて、中央本線の下をくぐります。
線路の反対側に回り、しばらく歩くと再び宮川が接近して、旧国道との宮川坂室交差点に出ます。右折します。
宮川坂室交差点の先で弓振川を渡ると緩やかな坂道を上ります。「寒天」の看板が。
すぐの坂室交差点を右折すると酒室神社があります。地名は坂室ですが、神社は酒室です。
酒室神社では御射山祭りに濁酒(どぶろく)を作り、山の神に備える前夜祭が行われました。
街道に戻り、さらに、坂道を上っていきます。赤い屋根のお宅が目立ちます。
中央自動車道の下をくぐります。中央自動車道を見るのは甲府市内以来でしょうか。
高速道路の向こうには穂高あたりだと思いますが、北アルプスの山々が良く見えます。
高速の下をくぐってから5分ほどで新田中バス停に着きます。