今へ続く街道を歩くと

気楽に歩きながら街道の雰囲気を楽しんでいます

東海道(12)清水~江尻宿~府中宿~丸子宿 その2

 

2023年3月19日

 

草薙

 

 草薙駅入口交差点に到着しました。東海道はここを左折しますが、JR草薙駅付近に立ち寄って休憩をしたいと思います。右折して、静岡鉄道の踏切を越えると正面がJR東海道本線草薙駅です。

 

 20分ほど休憩した後に、草薙駅入口交差点に戻り、そのまま直進します。東海道は一つ目の角を右折します。

 

 静かな住宅街を進みます。この通りは先ほど横断した県道407号と並行に走っています。街道と交差する通りは、右手県道に向けては下り坂、左手は上り坂が続いています。地形的には静岡の堆積平野に隆起した有度山の裾に沿って街道が通っています。

 

 住宅街を歩いていると東光寺のダルマ様が立っています。ダルマ様は座禅を組んでいる座像が一般的ですが、こちらは立像で結構珍しいそうです。

 

 東名高速道の下をくぐります。

 

 道端にある秋葉山常夜燈は大切にコンクリートの塀に囲まれています。

 

 街道はT字路に突き当たり、右折します。

 

 県道を横断して、静岡鉄道踏切の手前を左折します。

 

 道なりに進むと、街道は東海道本線の線路や操車場に阻まれます。

 

 操車場建設により分断された栗原地区や東海道旧道筋を後の世に伝えるために記念碑が建てられました。

 

 線路を横断するために記念碑の右手の地下通路を通ります。車はこの幅でも対面通行できます。地下通路の途中ですれ違うことができるスペースが用意されています。

 

 地下通路を抜けると車は右手へ折れますが、歩行者はすぐの左の階段を上ると、反対側の道路に出ることができます。

 

 しばらくJRの線路沿いを歩き、静岡鉄道の高架をくぐります。

 

 斜め右の道に入ります。ここから遮られていた東海道旧道が復活します。

 

 後久橋で後久川を渡ります。菜の花が咲いていますね。

 

 橋を渡ると古庄地区に入ります。

 

 古庄交差点で国道1号に入ります。

 

 すぐの長沼交差点で右折して、さらに斜め左の道に入ります。

 

 長沼地区の町並みです。

 

 右手の久應院の山門脇にはお地蔵さまと庚申塔が見えます。

 

 左手には長沼の一里塚碑があります。日本橋から数えて44里目の一里塚です。

 

 やがて静岡鉄道静岡清水線の線路と並走します。

 

 踏切の向こう側には静岡縣護国神社の鳥居が立っています。静岡県出身の戦没者などの御霊を祀っています。

 

 再び国道1号に突き当たります。東海道は正面のショッピングモールに遮られています。時刻は11時過ぎですが、ここで昼食を済ませます。

 

 45分ほど休憩した後、国道1号の先を歩き始めます。

右手国道脇に静岡鉄道柚木駅が見える二股を左へ入ります。

 

 東海道新幹線東海道本線のアンダーパスをくぐり、すぐの左手の階段を上ります。

 

 階段を上ると、先ほど歩いてきた道を跨ぐ通りに出るので右方面に入ります。ショッピングモールで途切れた旧道に戻ります。

 

 

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