水戸街道(4)取手~取手宿~藤代宿~龍ケ崎市 その1
2025年2月24日
取手宿
9:00に取手駅に着きました。前回、利根川を渡って茨城県に入りましたが、1か月ぶりの取手駅です。天気は快晴で、相変わらず寒い朝です。2月に入り、2度目の「長く、強烈な寒波」が来ています。偏西風の蛇行の影響なのか、日本海の海水温が高いせいなのか、雪国では例年にない大雪を記録して、大変なことになっています。
今回のスタート地点とした取手宿本陣前へ向かうため、9:20に東口から歩き始めます。

東口から右手へ進み、すぐのところにある水戸街道との交差点を左折します。駅から歩くこと10分で、今回のスタート地点、取手宿本陣染野家住宅入口に着きます。前回、本陣の建屋内は見学させてもらったので、そのまま先を進みます。

すぐの信号のある交差点、市民会館入口交差点の右手には八坂神社が鎮座しています。

八坂神社は取手の総鎮守で、寛永3年(1626年)に創建されました。祭神として須佐之男命が祭られています。地元の方々に親しまれているせいなのか、次から次へと参拝の人が訪れていました。
八坂神社の本殿の彫刻は見事でしたが、ネットに覆われているため詳細を鑑賞することができず、少し残念です。

水戸街道に戻り、次の取手小入口交差点で左斜めの道に入ります。

県道11号から左に入って、住宅街の中を歩くこと5分で街道は大きく右に曲がりますが、その手前の左手には新しい水戸街道の道標が立っています。左面には「江戸与利十里八丁」と記されています。

街道が右へカーブする左手に阿夫利神社の社標が立っています。左手の坂道を上っていくと一段高いところに阿夫利神社の社殿が見えます。

阿夫利神社は、昭和13年(1938年)に大山阿夫利神社から分祀されました。

右へカーブしたその先で県道11号との交差点に出ます。ここは直進します。

県道を横断すると、街道は左右の住宅地より一段高い場所を通ります。

県道から10分ほど歩くと、信号のある交差点の先に利根川の土手が見えてきます。信号を越えたところで、左斜めの道に入ります。

木々の多い雰囲気の良い住宅街を進みます。

ここにも水戸街道道標があります。「江戸与利十里二十二丁 水戸与利十八里十八丁」と記されています。

道標の脇にはサイカチの巨木が立っています。取手市の保存樹木に指定されていて、傍らの説明板では、樹高17m、幹回り2.3m、推定樹齢202年(昭和63年(1978年))と表示されています。サイカチはマメ科の木で地面には大きな朽ちたさやが散らばっていました。

水戸街道道標を過ぎると吉田地区の住宅街は途切れ、その先は田んぼの中の直線道になります。

見通しの良い道なのか、たまに車がスピードを上げて通り過ぎていきます。歩道はありません。北風の吹き晒しになっていて、結構歩くのに難儀します。

筑波山も見えます。

水戸街道道標から10分ほど歩き、相野谷川に架かる土橋を渡ります。


親柱には「旧陸前浜街道」と刻まれています。「陸前浜街道」とは、明治以降、水戸街道とその先の磐城街道を含めた名称を指します。

土橋を渡った左手には来應寺道標が立っています。「来應寺七丁 水戸十八里 江戸十一里」と記されています。来應寺は相野谷川沿いを下流へ進んだ先にあります。

さらに、旧水戸街道の標柱が立っています。

まだまだ、直線の道が続きます。

右手には道標らしき石柱が立っていますが、

何と書いてあるのかよく分かりません。



*国土地理院の地図を加工しました。