2016年1月2日
木崎宿
木崎宿の入口から5分で新田木崎町交差点を横切ります。交差点の左手角に新しい木崎宿碑が立っています。
右側の面には「北 大通寺 銅山道 南 前島 利根川」と記されていて、ここから北へ向かうと、足尾銅山と利根川の平塚河岸をつなぐ銅山(あかがね)街道へ通じています。
右手にさいとう整骨院があります。このあたりに本陣と問屋場があったと言われていますが、それを示すものは何もありません。
木崎宿碑から8分ほどで町のはずれに出ます。街道はT字路を左に入ります。
T字路の角には木崎宿碑が立っています。
やがて視界が開け、見渡す限りの田んぼの中を歩きます。
田んぼの中の道を歩くのはとても気持ち良いものです。青空が広がります。
赤城山がよく見えます。ついつい写真を撮ってしまいます。
やがて、集落にはいり、道は調整池の前で突き当たります。
突き当りを右折をするとすぐに、先ほど分かれた県道312号に出るので左折します。石碑の前を左折して10分のところです。
県道に入って400mほど歩いたところで、右に入ります。
街道は弧を描いて再び県道に出ますが、ここは横断して直進します。
畦道を通るとすぐに突き当たるので、右折します。正面に今度は男体山が見えます。
この先も田んぼの中の一本道です。
畦道を通り集落に入ります。
宝泉中学校角の十字路を直進します。
中学校の脇を歩き、校庭の角を右折します。
すぐに先ほどの県道に突き当たるので左折して県道を歩きます。
さらに、その先の宝町交差点を左折します。このあたりには新しい店が集まっています。
室町地区を歩きます。郊外に広がる住宅地です。
宝泉小学校入口交差点から先は道幅が狭くなります。
宝町交差点から12分で道は右にカーブします。
右にカーブする右手に島岡酒造があります。文久3年(1863年)創業で、群馬泉醸造元の看板を掲げています。レンガ造りの煙突や酒蔵が見えます。
島岡酒造の先、左手には威光寺の参道入口があります。元徳2年(1930年)に新田義貞の次男である新田義興が開いた寺で、新田義興の菩提寺となっています。門柱にもそのように記されています。
島岡酒造から15分、淡々と町の中を歩き、藤阿久交差点を通過します。その先は電線のないすっきりした道になります。蛇川を渡ります。
しばらく歩いて、突き当りを右折します。
その先、東武線の高架をくぐります。
太田市の中心地に入ると歩道もきれいに整備されています。
太田宿
西本町交差点を過ぎ、八瀬川に架かる永盛橋を渡った右手脇にあるトイレの前に、例幣使街道の説明石碑が立っています。かつてはこのあたりに上木戸がありました。
例幣使街道の説明石碑から5分、左手に太田行政センターがあります。
太田行政センターの敷地に本陣跡碑が立っています。
その先の東本町十字路交差点にはかつて高札場がありました。
東本町十字路からすぐの太田駅入口交差点で本日の街道歩きは終わりにします。右に曲がって太田駅へ向かいます。
太田駅に到着したのが11:50で、今日は若干短い2時間55分の行程でした。太田駅12:21発の電車で帰路に着きました。