今へ続く街道を歩くと

気楽に歩きながら街道の雰囲気を楽しんでいます

鎌倉街道上道(17)藤岡から西山名 その4

 

2024年3月31日

 

白石

 

 畑の中の一本道をてくてくと歩き、突き当りを右折します。その先を左折すると白石稲荷山古墳の袂に着きます。街道から反れて、15分かかりました。小高い丘の上には桜の木でしょうか、景色にポイントを与えています。

 白石稲荷山古墳は全長175mの前方後円墳で、写真の木が立っているところが後円部(高さ13.5m)、右手に続くのが前方部(高さ6m)となっています。5世紀後半に造られたものと見られています。

 

 上まで上ってみることにします。稲荷神社の碑が立っています。

 

 説明板には発掘された家形の埴輪の写真が示されています。

 

 再び街道に戻り、先を進みます。道は三ツ木地区へ向かって下っていきます。

 

 坂道の先で県道174号に出ます。鎌倉街道は交差点を左折して、一本目の路地を右へ入ります。

 しかし、時刻は13時前です。右折しないで、その先の県道沿いにあるラーメン屋で昼食にします。

 

 20分ほど休憩した後に、県道を東へ戻り、左折して街道に入ります。

 

 民家の間を抜けると、切通しの下り坂になります。旧道の名残でしょうか。

 

 すぐに田んぼが広がる平地に出ます。この先には鏑川が流れています。

 

 平地に出てから振り返ってみます。今下ってきた高台にはかつて三ツ木城がありました。

 

街道は鏑川の手前で、道なりに左へ曲がります。

 

 その前に、直進して土手まで行ってみましたが、川の流れは見えませんでした。

 

 街道に戻り、西へ歩いて行くと、車通りのある十字路に出るので右折します。

 

 すぐの止まれの標識のあるところで右へ入ります。

 

 鏑川に架かる松ノ木瀬橋を渡ります。通りを横断して橋の左側にある歩道を歩きます。

 

 鏑川の流れです。遠くには荒船山でしょうかテーブルマウンテンの山が見えます。

 

 橋を渡ると高崎市の旧吉井町に入ります。最初の交差点を右折します。

 

 岩井地区に入ります。

 

 街道は大きく右へカーブして川岸に突き当り、その先は左へカーブして、川沿いを進みます。

 

 川岸の木々の間から、歩いてきた対岸あたりを望みます。右岸からは川面が見えませんでしたが、左岸のこちらからは良く見えます。こちら側が高台になっています。

 

 すぐに、川沿いから反れて、新しい道路を道なりに進みます。

 

 真光寺の前を通ります。

 

 その先の二股は右へ入ります。

 

 右手に見えるのは古墳ですね。この付近には古墳が多く見られます。鏑川の左岸の高台にあるので、昔から水害には強い場所だったのでしょう。

 

 十字路の角には道標が立っています。

 

 やがて、車通りのある道に出ます。ここは右折です。

 

 通りをしばらく歩いて行くと、墓地の手前に石仏石塔が集まっています。

 

 その先で県道200号に突き当たります。ここは左へ入ります。

 

 高崎産業技術専門学校の脇を進みます。

 

 街道は上信電鉄の踏切を渡りますが、その手前の左側に西山名駅があります。

 

 本日の街道歩きはここまでとします。時刻は13:55です。今日は5時間ちょうどの行程でした。

 

 駅の前には、上野三碑の一つの山上碑と古墳の説明板が立っています。ここから、1,000mのところにあるようです。

 

 

 

 

国土地理院の地図を加工しました。

 

 

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