今へ続く街道を歩くと

気楽に歩きながら街道の雰囲気を楽しんでいます

佐屋街道(2)烏森~岩塚宿~万場宿~神守宿~佐屋宿・三里の渡し~佐屋 その4

 

2023年11月11日

 

神守宿

 

 佐屋街道は神守の一里塚付近から神守宿に入り、下町を通った先で、右に曲がり中町に入ります。中町から350mほど歩いた先、上町の突き当りで今度は左折します。

 右手奥には、延喜式神名帳にも載る憶感(おっかん)神社がありましたが、寄らずに先へ進みます。

 

 突き当りの民家の前には神守宿跡の説明板が立っています。万場宿と佐屋宿の間の距離が長かったため、正保4年(1647年)に神守宿が設置されました。

 

 上町の町並みです。

 

 穂歳(ほうとし)神社です。憶感神社とともに神守祭に山車が奉納されます。

 

 秋の空ですね。

 

 田んぼも広がる長閑な街道です。

 

 その先で、大きめの通りと合流します。

 

 下切バス停の先には、日光橋に向かう坂道が見えてきます。

 

 日光川に架かる日光橋を渡ります。

 

 日光川下流側です。

 

 上流側です。

 

 橋を渡った左手の土手上には、旧日光橋の親柱が残されています。

 

 常夜燈も立っています。

 

 街道に戻り、日光交差点を通過します。

 

 北新開交差点で県道68号と合流します。

 

 その先、ケンタッキーとアイホームの間の道を左折します。

 

 一つ目の路地を右折します。

 

 民家の間を進むと、常夜燈2基とその手前に道標が立っています。

 

 ここは埋田の追分と呼ばれ、直進方面は津島神社(天王社)、左手は今は道が消えてしまいましたが、佐屋街道との分岐点になります。

 道標には、

 右 つしま天王みち

 左 さやみち

 東 あつた なごや道

と刻まれています。

 

 常夜燈の背後にある2本の柱は、津島神社一の鳥居跡で、昭和34年(1959年)の伊勢湾台風で倒壊して土台のみが残っています。すさまじい力です。

 

 一の鳥居跡からしばらく津島天王道を進みます。

 

 比較的大きな通りに出るので、ここで、津島天王道と別れて左折します。右手にある県道との交差点に向けて車が渋滞しています。

 

 ここから直線の道が続きますが、佐屋街道をトレースしていないようです。

 

 直線の道に入って10分強歩き、カーテン広場さんあいの先で、右の路地に入ります。

 

 左手愛宕神社の角を左折します。埋田の追分で分かれた佐屋街道はこの角で右から合流するようです。その先の二又を右に入ります。

 

 

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