2021年10月30日
栗原宿
国道411号を進み、上栗原交差点を通過します。栗原宿には街道筋の面影はありません。
ここは桝形跡でしょうか。
左手には、あの大戸屋の創始者、三森久美氏生誕地の看板が立っています。
右手には天神社があります。ここにも丸石道祖神があります。
甲州街道は国道から離れて右の道に入ります。分岐にはきぬ川ウレタン社の社屋が建っています。
正面にある果実狩りの源屋園の前を左折します。源屋園は元々は旅籠源屋を営んでいたそうです。ここも桝形跡でしょうか。
すぐに先ほど分かれた国道に出ますが、ここは横断して直進します。
これまで、ブドウ畑を見ながら歩いてきましたが、左手には桃畑が広がります。
やがて、日川の土手道に出るので右折します。正面には新日川橋が見えています。
鶴瀬宿あたりの日川の流れと比べると川幅もだいぶ広がっています。日川はこの先で笛吹川と合流します。
土手道の反対側を望みます。甲府盆地を囲む山々もだいぶ遠くなりました。笹子峠はどのあたりなのでしょうかね?
やがて、新日川橋の袂に出るので、右折します。
すぐのところにある下栗原交差点を左折して、国道に戻ります。
再び、国道を歩きます。
セブンイレブンの前にある日川駐在所が見えてきます。
駐在所の隣に明治天皇日川御小休所跡碑が駐在所側に向いて立っています。明治13年(1880年)、明治天皇のご巡幸の際にこの地で休憩されました。
山梨市に入って40分強歩くと、一町田中交差点に到着します。甲州街道はここを左折します。
立派な門のあるお屋敷の前を通り、すぐに日川の土手道に出るので、ここを右折します。
往時はここから対岸へ渡っていたようです。迂回して対岸に向かいます。
土手道を歩くと日川橋が見えてきます。ススキの穂はこれからでしょうか。
日川橋を渡ります。歩道は橋の右側にしかありません。
上流方面の眺めです。
下流方面です。
橋を渡ると笛吹市に入ります。
橋の袂を左折して土手道に入ります。
すぐに、右へ下る道があります。日川を渡った街道の続きの道だと思います。
今度は、反対側から街道の対岸を望みます。刷毛で描いたような筋雲が空いっぱいに広がっています。気持ち良い秋晴れの空です。
すぐに県道に突き当たるので右折します。先ほど見えていた、橋を渡った先の交差点である日川橋南詰交差点へ向かいます。