2015年4月30日
是より南 木曽路
いよいよ木曽路に入ります。右手には、昭和15年(1940年)に建てられた「是より南 木曽路」の石碑があります。次の贄川宿から馬籠宿までの11宿を木曽11宿と呼んでいます。
木曽路の石碑から旧道に入ります。
石碑の前から国道19号の反対側に渡り、切通に沿った坂道を折り返して上がります。
さらに折り返して草道を歩きます。
その先は国道を下に見下ろしながら、切通の縁を歩いていきます。
やがて国道に出ます。合流点の右手ガードレール脇には中山道の小さな標識があります。
しばらく国道を歩きます。これも花桃でしょうか。満開です。
桜沢地区には茶屋本陣がありました。右手国道脇には明治天皇桜澤御小休所碑が立っています。
国道のすぐ下を奈良井川が流れています。奈良井川は中央アルプスに源流を持ち、松本市内で梓川、犀川へ流れ込みます。新緑の季節です。
桜沢茶屋本陣から10分で、右の道に入ります。
片平地区に入ります。短い距離ではありますが、街道の風情を残しています。
すぐに国道19号に出るので、再び歩道を歩きます。それにしても良い天気です。
その先、国道脇の高台に若神子の一里塚碑と説明板があります。すぐ脇まで上ることができます。明治43年(1910年)に中央本線が敷設された際、東塚は取り壊され、現存する西塚も国道19号の拡幅工事で一部削られてしまいました。日本橋から数えて62里目の一里塚です。
一里塚からすぐのところで右に入って若神子地区へ向かいます。地酒中乗さんの看板が目印です。
静かな若神子地区を歩きます。枝垂れ桜が咲いています。
若神子地区の外れには中畑バス停があります。ここで道は二手に分かれますが、中部北陸自然歩道の標識に沿って右のブロック畳の道を上ります。贄川駅まで1.3kmです。
すぐにブロック畳の道は右にカーブしますが、中山道は直進します。
国道と並行する高台の道に出ます。かなり高いところですが眺めは良いです。奈良井川が作る谷に沿って中央本線と国道19号が走っています。
突き当りを道なりに右へ曲がりますが、すぐのところで右の草道に入ります。ここにも中部北陸自然歩道の標識があります。
再び国道と並行する高台の道に出ます。今度は草道です。
その先は、国道から離れて林の中に入ります。
やがて、左の舗装道と右の草道を上がる道に分かれます。ここは、右の草道を上がります。
しばらく、林の中を上っていくと、舗装道路に出ます。
車道を左へ入って、下っていくとT字路に出ます。ここは中部北陸自然歩道の標識に従って左に曲がります。
さらに坂道を下っていくと贄川駅の手前で国道19号に出ます。